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関係当事者の理解を得て、経営権を後継者に集中させることができました。

2016年08月01日

こちらの会社は、大手メーカーに取引基盤を持つ部品製造業で、創業60年の老舗企業です。
代々一族で事業を引き継がれている会社で、現社長には3人のご子息がいらっしゃいました。
社長は唯一会社に入社した三男に事業を引き継がせたいという意向でしたが、三男に引き継がせる場合の留意点など、全体像を理解して後への禍根を残さず事業承継をしたいという趣旨で相談にこられました。

まずは問題点を整理、課題を共有するプロセスを経て、顧問税理士や弁護士とも協力の上、事業承継計画を策定しました。

事業承継計画を策定するにあたり、
・長男・次男をはじめとする関係当事者の理解と公平性の担保
・経営権(自社株や事業用資産)を如何にして三男に集中させるか

という事に最も腐心しました。

社長は代々引き継いできた会社をバトンタッチする対策を決められたことで、非常に安心なされたようで、今はDNAを引き継ぐべく三男を猛特訓中です。

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